|夢重力トリップ|「NEVER MIND THE BOOKS 2017」に出展しました!
「#42|作品|NEVER MIND THE BOOKS 2017に出店します!」でもお知らせをしていたのですが、10/1(日)「NEVER MIND THE BOOKS 2017」に出展してきました!とってもとっても楽しかったです、最高の一日でした...!!
NEVER MIND THE BOOKSは、DIYやセルフパブリッシングが好きな人のためのイベントです。制作・プリント・製本まですべて手作りのZINEや小冊子、フリーペーパー、漫画、印刷されたリトルプレスやアーティストブックなど、その内容は多岐にわたります。さまざまなジャンルが展示・販売し、作り手から直接購入することができます。 (NEVER MIND THE BOOKS WEBサイトより引用)
去年、初めてお客さんとして行って、とてもとても楽しくて。「来年はわたしも出展側で参加したいなあ」と思って申し込みをしてからは、イベントに向けてZINEをつくったり絵を描いたり、という日々を最近は送っていました。
「ZERO GRAVITY TRIP」という16ページのZINEを作りました。コンセプト、デザイン、印刷にもこだわって、とってもお気に入りの一冊になりました。印刷はレトロ印刷JAMさんにお願いして、印刷はもちろん、オーダーしてからのとっても丁寧な対応に感動...!おかげさまでとても素敵な仕上がり。表紙のデコボコ感と色味が可愛く仕上がりました!
「ZERO GRAVITY TRIP」という16ページのZINEを作りました。コンセプト、デザイン、印刷にもこだわって、とってもお気に入りの一冊になりました。印刷はレトロ印刷JAMさんにお願いして、印刷はもちろん、オーダーしてからのとっても丁寧な対応に感動...!おかげさまでとても素敵な仕上がり。表紙のデコボコ感と色味が可愛く仕上がりました!
そして、ZINEの他に、ず〜〜っとやりたかったことのひとつ。アクリル絵具で手描きをしたポストカードに、好きな名前をその場で描く!というライブ形式のポストカード「My name post card」の販売を行いました。
ネットプリントのおかげで今は安く簡単に印刷できるけれど、あえて「手描き」にこだわったカード。わたしは音楽が好きなのですが「ライブ」がとても好きです。CDやYoutubeで聴くのももちろん良いけれど、ライブに行って、アーティストに生身の身体で会って、今しか聴けない音楽を体感して、アーティストの作品の一部になる感覚を味わえて、生きてるって強く感じることのできる「ライブ」というものがすごく好きです。
それをアートに置き換えた時に、ライブペインティングや個展に行く事が近いのかなと思っているのですが、ライブペインティングは完成まで何時間もかかってしまう時もあるし、個展は描いた人が在廊していれば会って話す事もできるけれど、ライブのような緊張感や、その人の作品の一部になる感覚は味わうのは難しい...。
原画を購入するにも高額なものが多いし、なんだかもっと手軽にライブ感を味わえたり、アートを楽しんでもらえるためにはどうしたらいいんだろう?と、わたしが大好きで尊敬しているアーティスト、大森靖子ちゃんとDAOKOちゃん二人のライブに行ってから、常々頭の中で考えていて。
そして、欲しいと思ったものはオンラインストアで簡単に購入できる便利な時代だからこそ、その場でしか手に入れられないもの、世界にひとつしかないものをつくりたい!と思い、印刷が一つ一つ微妙に違うレトロ印刷のZINEだったり、アクリル絵具の世界にひとつしかないポストカードだったりを販売してみよう!と思ったのでした。
初めてのチャレンジばかりなのでどうなるかは解らないけれど、いいね!と思ってもらえた人が一人でも居てくれたら、つくったり、考えた価値があるなあと思って。来ていただいた方とその場でしかつくれないものを一緒につくったり、楽しんでいただけるとうれしいなあ...と、ワクワクドキドキしながら会場へ向かいました。
10時に到着して、11時開場だったのでドキドキしながらブースを準備。大好きなピンクをメインカラーにしたので、なんだか男性は近寄りがたい感じの雰囲気が放たれていますね...。
そして開場して間もなく一人の可愛い女の子が遊びに来てくれて、お話をしていたら、なんと「My name post card」をオーダーしてくれました!!すごくすごく嬉しくて、写真を撮らせていただきました。あの時の嬉しさはきっと一生忘れないだろうなあと思います。ちよちゃん、本当にありがとうございました!!
その後も10〜20代くらいの女の子が遊びに来てくれて。たくさんの可愛い女の子たちが「可愛い!」って言ってくれたのが本当に嬉しかったです。その4文字の言葉に何度幸せな気持ちにさせられたことか...。
印刷に興味を持ってくださった方も多くて、印刷にこだわってよかったなあって思ったし、1ページ1ページめくるたびに「可愛い...!」って言って買ってくれた女の子が居たり、ポストカードをじっくり一つ一つ見て時間をかけて選んでくれた女の子が居たり。もう一人一人のそんな姿が愛しくてたまらなかったです。みんな可愛くて、大好き!って心の中でめちゃめちゃ思ってました。
あと私が妹のように思っているインターン生の子や後輩の女の子が「南さんのZINEを買いにきました!」って言って買いに来てくれて、本当にもう可愛くて愛おしすぎました。抱きしめたい!ってなりましたが我慢しました笑。
女の子だけじゃなくて、男性の方にもポストカードをオーダーして頂いて、喜んでもらえて嬉しかったです!
気がつけばもう終わりの時間!楽しすぎてあっという間の一日でした。一人参戦だったため出展者の方々とあまりお話できなかったのが残念だったのですが、お客さん一人一人とお話することができてとても楽しかったです。そして終了後は、TwitterやFacebookで嬉しい感想やメッセージを頂いて、とっても嬉しかったです。
戦利品!!!
— 🐝まりふぁな🐝 (@9happa9) October 1, 2017
レベル高くて素敵なイベントでした!
わたしも負けじと頑張らねば( ˘ω˘人 )
#NMTB2017 pic.twitter.com/xr0KsvsCFh
NEVER MIND THE BOOKS
に行ってきました〜🌼 楽しかった! pic.twitter.com/s7krZISLXS— 春野 夢果 (@hrn0ymk) 2017年10月1日
昨日のnever mind the booksで買ったもの。安定の予算オーバーです。 pic.twitter.com/20hto6pYAl— Aileen (@moimochan) 2017年10月2日
ステキなZINEありがとうございます✨✨
— 🐝まりふぁな🐝 (@9happa9) October 2, 2017
今少しずつ読ませていただいてますが、曲への想いや、ハイセンスなデザインにドキドキ💓しながら読んでおります!
おばけちゃんsも可愛いと言っていただけて嬉しいです✨
minamiさんの今後の活動も応援しております!!
こんばんは!こちらこそ、かわいくてとっても素敵な本をありがとうございました☺️💓
— 春野 夢果 (@hrn0ymk) October 1, 2017
良い一冊でした、これからも楽しみにしています😊
Facebookで、インターン生の可愛い妹のような女の子に、こんな不意打ち感想ももらって涙目。
はあ、嬉しい...。幸せ者ですね。いただいた嬉しい言葉たちは、スクショして大事に保存しています。一言一言がわたしの宝物です。 「女の子っていいなあ」。そう思ってもらえるものが作りたいって思っていたので、本当に嬉しかったです。
それと、イベント当日は「いつもと同じ格好してもつまらんなあ」と思って、本当はネットで可愛いお洋服を頼んでいたのですが前日までに届かなかったので、よく絵で描いていた女の子に合わせてリボンを頭につけてみました。ふざけた髪型していてごめんなさい...イベントで出会った皆さま、いつもこの髪型ではないのでどうかお許しください...。でも普段はしない髪型とか服装って楽しいですね。今年はハロウィンも何かしてみても楽しいかもしれない〜!(毎年ハロウィンは何事もせずに普通に過ごしています)
そして、ここからはちょっと、より個人的な話になるので、読みたい方だけお読みください!笑
気がつけば、私は作品を通して「全ての女の子を肯定したい」という思いがいつもあるなと気がつきました。物心がついた時からテレビで「王様のブランチ」に出ているようなキラキラした女の子たちを見て「私は普通の女の子と違う」って思っていました。
「男性ウケ」を意識したような髪型もメイクもファッションも昔は大嫌いだった。全身真っ黒な服で武装して、個性的なモデルさんが好きだったし、何よりも自分ウケを追求したメイクをしていた学生時代。
きっと普通の女の子を否定しながら、普通の女の子になりたかった。
そして、最近はいろんなことがあって、自分も周りも幸せにできたり、明るくできるメイクやファッションがいいなあって思えるようになってきました。昔はピンク色を着たり身につけるのも抵抗があったけれど、素直に「可愛い!」と思うものを身につけていたいなと思って、自分の衝動や欲望に素直になる事がやっとできてきたところなのです。これは本当に周りの方々や大森靖子ちゃんのおかげだと思っています。
ちょっとこれは伝わりづらいと思うのですが、世の中には天国しか見たことのない人と、地獄を見たことがある人が居るなと思っていて。地獄を見たくないのに見てしまった人は、天国しか見たことのない人とは、多分見えている世界が全然違うと思うんですよ。というよりも、落ちる深さだったり、人の気持ちに対する想像力、と表現する方が正しい気がします。
落ちたくないのに落ちてしまった人は這い上がるしかなくて、私は小学生の時に「これ以上のどん底ってないだろうな」っていう経験がありました。自分の表現したいことを追求すればするほど、自分が見たくないものや、自分の闇が見えてくる気がして表現する事がこわかった。だから、誰かがやりたい事を表現する方が向いているんじゃないかなって思って、デザインを仕事にしたいなと思ったり。
でも、大森靖子ちゃんに出会ってから、天国しか見たことのない人の世界があるように、これ以上落ちないだろうってところまで落ちた人にしかつくれない世界とか、できない表現とか、行けないところはあるから、それを全て個性に変えて、どちらも味わった人にしかつくれない世界を作りたい、そしてその世界を自分の手で守りたい、って思ったんです。
そう思えてから最近の私は無双モードです。何もこわいものがなくなりました。自分の全部を出してもいいんだって思えてきて、やりたい事がどんどん出てきて。そのいろいろやりたい事が詰まったのが今回作ったZINEなので、嬉しい感想をもらえると、本当に嬉しいんです。きっと感じている人は感じていると思いますが、メンヘラ感は自分でも感じているし、完全に消したいと思って努力した時もあったけれど、でももうなんかこれってどうしようもないし、メンヘラ感がある中でも頑張っている方であればいいかなって最近は思えてきて。笑
全ての女の子は可愛くて美しくて、何があっても「女の子で良かった」って一人一人が思えるような、そんなものを生み出していたいなあって思っています。一人でも良いから、明日も生き延びるための手段になりたい。今後の活動も楽しみにしてくださる人が一人でも居て頂けるととても嬉しいです。あの日あなたと出会えて良かった。イベントに来てくださった方々、ZINE・ポストカードを買ってくださった方々、手に取ってみてくださった方々。本当にありがとうございました!またどこかでお会いできますように。
*最後までお読みいただきありがとうございます*
0コメント